我が家の10年物のトイレ。
特にトラブルなく生活しておりましたが、4か月前にレバーが故障しました。
それでも数か月だましだまし使っていましたが、とうとう限界を迎えました。水を流すことが困難になったのです(汚)
当初異変に気付き、何度かトイレタンク内のボールチェーンを調整してみましたが変わらず、トイレのレバーが空回りしているような状態だとわかりました。
そこで私はトイレのレバーをセルフ交換することにしたのです!
プロに依頼せず、自分で修理することを選んだ理由は3つ。
- プロに頼むと高額なので、自分でやりたい
- 生活していく以上また同じことが起きるかもしれない。だから自分でやってみたい
- 直せるものは自分でやってみたい(好奇心)
結果、ド素人の主婦でも短時間できちんと修理することができました~★
トイレレバーをセルフ交換できた手順の記録です。あくまで自己責任となりますが、主婦の本気を良ければ参考になさってください。
トイレレバーの交換手順
我が家のトイレはリクシルのINAX(イナックス)
トイレの品番はわかりませんでしたが、レバーは向かって右に付いている一般的な形のものです。
こんな感じの普通のトイレレバーです。
4か月前からレバーが不調になり、
「勢い付けて回す」または「水が流れきるまでレバーを押し続ける」の方法でしかトイレの水を流せなくなりました。
それが数日前から、奥と手前どちらに押しても空回り、水もちょろちょろとしか流れなくなってしまったのです。
さすがに直さないといけません!!!
さっそく修理代金を検索…
トイレレバーの修理をプロに依頼すると、
なんと作業代だけで 8,000円+税かかるのです(驚)!
さらに部品代が加わると、
10,000円を超える可能性があるのです!
LIXIL(リクシル) INAX マルチ洗浄ハンドル トイレ用 TF-10A
Amazonに売っているトイレレバーの修理部品は約1.600円ですから、その差は5倍以上!
部品の口コミを見ると「自分で交換できた!」と評価も高いし、何より金額に5倍の差があるとなれば、自分でやってみる価値ありですよね。
Amazonプライム商品のため送料無料。プライム会員以外でも2,000円以上の合わせ買いで送料無料でした。すぐに注文し翌日に届きました。
※全てのトイレレバーをセルフ交換できるか不明です。責任は負いかねますので、参考までにご覧ください!
1.事前準備
LIXIL(リクシル) INAX マルチ洗浄ハンドル トイレ用 TF-10A念のため、部品が全て揃っているか確認します。
他に準備する工具として、モンキーレンチかスパナー、マイナスドライバー、メジャー。
説明書内にも定規代わりのメモリがあり、メジャーは使用しませんでした。
トイレに顔を近づけるのであらかじめ掃除をし、念のため汚れても良いタオルも用意します(結局周囲が濡れることは無く、タオルは使いませんでした)
2.トイレレバーとトイレタンクのタイプ診断
セット内容に入っている部品は、全ての部品を使うわけではありません。
事前にこういったフローチャートでトイレのタイプ診断を行い、使う部品を選別します。
以下トイレ画像多数あり、お目汚し失礼します。
外蓋を外して、
内蓋も外します。
※汚写真あり注意!
⇩
⇩
⇩
⇩
⇩
皆さんトイレタンク内まで掃除してますか…?後に掃除してわかりましたが、かなり落ちやすい水垢でした!
トイレタイプ診断によると、我が家のトイレは「Bタイプ+Ⅱタイプ」でした。
必要な部品はこれらです。
※赤い部品は使いません。細かい部品を失くさないようにビニール袋に入れてあります。
3.トイレタンクの水を抜く
トイレタンクの水を抜く前に止水栓を締めます。
説明書のイラストとは違い、我が家の止水栓は床にありました。マイナスドライバーで回せそうな部分はここくらいなのでわかりやすいです。
「ドバーーっと水が溢れてきたらどうしよう…」と多少不安でしたが、全然大丈夫!
水を止める栓ですから、しっかり締めましょう。
※説明書の注意書きに、「回した回数を覚えておきましょう」とあります。開栓した際に水の調整を同じにする必要があるのでしょうね。ちなみに我が家のトイレは「3回と少し」でした。
そしてトイレを流す要領でトイレレバーを回すと、トイレタンクの水を抜くことができます(直接ボールチェーンを引き上げて抜くこともできます)
こんな感じで空っぽになりました(ついでにトイレタンク内のお掃除しました)
このとき、トイレレバーとゴム玉を繋ぐボールチェーンを外しておきましょう。私は適当なとこに引っ掛けておきました。
4.トイレレバーを取り外す
トイレタンク内側にあるナットを緩め、トイレレバーを引き抜きます。
するっと簡単に取り外せました。
5.新しいトイレレバーの取り付け
新しいレバーの部品はこちら。
まずはレバー本体を取り付けます。
写真では分かりづらいのですが、説明書通り凸が上になるよう取り付け、ナットで固定しました。
次の工程へ進む前に、
説明書のフローチャートで延長アタッチメントの有り無しを確認します。
古いトイレのレバーの長さを測ります。
説明書でサイズが測れるようになっているなんて、便利過ぎ!
我が家のトイレは延長アタッチメント有でした。
そしてレバーの部品(★と☆)を取り付けていきます。
- レバー本体に☆を接続(カチッと音がします)
- ☆に★を接続
- ★の溝にクリップをはめて固定
- 完成!
思ったよりもとても簡単!
終了まであと少しです!
6.完成!トイレレバーの調整と止水栓の開栓
あと一息です!
『3.トイレタンクの水を抜く』の工程を、元に戻していきましょう。
まずは外していたボールチェーンをトイレレバー内側の先端に取り付けます。
ボールチェーンがピンと張った状態から、ボールチェーンを2、3個分たるませるくらいで、先端にかけます。
張りが強いとゴム玉が蓋をせず、水が出っぱなしになるので注意。
そして止水栓を開栓します。
最初に閉じた時は『3回と少し』回したので、同じ数だけ回して開栓しました。
溢れない丁度良い高さで水が溜まりました!!
試しに流してみます。
しっかり水が流れました!!
トイレレバーも空回りせず、きちんと手ごたえがあります!成功です(嬉)!!
ちなみにこんなシールもセットになっています。
あとは最後に内蓋と蓋を戻して…
修理完了です!
トイレレバー交換をやってみた感想
まず第一に、簡単でした!
所要時間は1時間10分。素人がじっくり説明書を読みながらの割には、短時間だと思いませんか?
次にもしやることがあれば、30分以内にできそうな気がします。
そしてやっぱりセルフ交換は、安い!
万が一トラブルが起きても、その時こそプロに依頼をしましょう。
トイレレバーのトラブルはなんと実家でもおきているらしいので、この経験を元にそっちの方も修理してみようと思います。
ぜひセルフ交換をやってみてはいかがでしょうか?