かれこれ10年以上、子ども服やバッグなどを中心に「外出に恥じない程度」のレベルで作成しています。
しかし一昨年、いわゆるコスプレ衣装を友人の子どもに作ったのをきっかけに、キャラクターのなりきり衣装を自作するようになりました。
今年も「ヒーリングっどプリキュア」のキュアグレースのリクエストがあったため、キュアグレース風のなりきり衣装を自作しました!

肩紐とウエストゴムを入れ、自分で脱着できるようにしました~☆なかなか可愛い仕上がりです!
ヒーリングっどプリキュアの衣装は公式でも発売されていますが、お値段が少し高い…汗
買ったとしても、汚されたり破れたりしないかハラハラしちゃいそうで、なかなか購入に踏み切れません。
その点自作の衣装だと材料費が安く済み、多少雑に扱われても修正がしやすく、心の余裕が全然違います!笑
- 材料費1,000円以下(100均で揃う)
- 簡単(型紙なし、針糸なし)
- 高見えする
をテーマに考えました。
誰でも手軽に作れるように、詳しく説明していきたいと思います。
グルーガンを使用するので、小学生以上のお子様なら見守りながら一緒に作ることもできますね♪
写真も多めにまとめたので、ぜひ参考に作ってみて下さい!♪
キュアグレース風衣装の材料
準備する物
材料費は全部で1,000円+税ですが、
- はさみ
- 定規
- 筆記用具(鉛筆またはチャコペン)
- マスキングテープ(または付箋、セロハンテープでも可)
以上がご自宅にあることを想定しています☆
無ければ追加で購入お願いします(これらも全て100円ショップで揃えられます)
それではキュアグレースの衣装材料を説明していきます♪
①ダイソー手洗いOKフェルト(約70×60センチ)

- 赤
- ホットピンク
- ベビーピンク
- 白
- イエロー
計5種1つずつ用意。赤とイエローは「18センチ×18センチ」のフェルトでもOK。
大判のフェルトは断トツで「ダイソー」がおすすめ。
ピンクもホットピンクとベビーピンクの2種類あり、厚みもしっかり。そして何より大きさが良い!セリアの約60センチ×60センチより10センチ以上もお得です。
キュアグレースならピンク色は必須です♪
しかしどうしてもピンクが2種揃えられない場合は、
ホットピンク部分を赤かピンクのフェルトで補いましょう。その場合ピンク(ベビーピンク)フェルトは1つでは足りないので、2つ用意します。赤は大判フェルトなら1つで大丈夫です☆
②グルーガンとグルースティック、ウエストゴム

- グルーガン
- グルースティック
- ウエストゴム(幅2.0センチ~2.5センチ)
グルーガンは100円ショップでお値段200円+税。
グルースティックは10本前後使用します。
材料は以上で900円+税。
さらにあれば便利なものがコレ!
③ゴム通し(30センチ)

フェルト生地は厚みがあるため、ゴムを通すのが大変。これがあれば子どものズボンのゴム替えにも便利だし、100円で損は無し!
このゴム通しを加えて1,000円+税です!
次は裁断です。
裁断
裁断工程は大きく2つに分けます。
きちんと裁断ができれば5割完成です。それぐらい重要!
工程1【印をつけて真っすぐ切る】
工程2【装飾部分を加工】
さっそく説明します。
裁断工程1【印をつけて真っすぐ切る】
5色のフェルトを色別に印をつけて裁断します。
長さは写真を拡大してご覧ください。
- イエロー以外のフェルト生地は縦70センチ、横60センチで置いています。
- 写真の黒表記の数字は長さで「センチメートル」単位です。
- 黒表記以外の数字(①~18)は次の「接着編」の説明用です。裁断後の生地を区別するため番号を割り当てています。マスキングテープや付箋などで裁断前に書いておきましょう。
- わかりやすいよう黒ペンで印付けをしていますが、実際は鉛筆やチャコペンなどで目立たないよう印をつけて下さい。
白

白の裁断後はこんな感じ。

マスキングテープに番号を書き貼っています。このように小さくても自分で分かればOKです。
ベビーピンク

※⑥⑦の横幅15センチと45センチを合計60センチちょうどのようにとってありますが、正確には横幅60センチ強あります。数センチの誤差は気にしないでもOK♪
ホットピンク

※1センチ×70センチ「13」の4本の生地も忘れずに!
赤

※14は肩紐、15、16は胸の飾りに使用します。先述しましたが、肩紐(14)は白やホットピンクでも代用できるため、胸元の飾り部分(15、16)は18センチ×18センチの赤色フェルトでもOKです。
イエロー

※18センチ×18センチフェルトです。この場合余すことなく生地全部を使うため、1×18センチ2本の生地(18-a.b)の裁断をお忘れなく!
ウエストゴム

約60センチ程度。お子様のウエストに合わせてください。
裁断工程2【装飾部分を加工】
工程2ではスカートの裾や襟などをさらに裁断し、より衣装らしく加工していきます。
1.前スカートの裾3段(1、6、10)
2.後ろスカートの裾(7)
3.スカート後ろの被せパーツ(2)
4.襟と前身ごろ(4、5、9)
の順で説明します。上記の()の番号を参照し、予め加工する生地を選別しておきましょう。
前スカートの裾3段(1,6,10)

前スカートの裾をフリルのような波型に裁断します。
直径8~10センチ前後の丸型を用意します(例:お茶碗、ニベアの缶、CDなど)

写真は波型を互い違いに裁断しています(ベビーピンクだけ凸が中心)
3段同じ波型にしてもOK。
波型の凹の深さを揃えることで、綺麗な波型に仕上がります。
両端は仕上がりでほとんど見えない部分になるので、綺麗な波型でなくても構いません。
後ろスカートの裾(7)

こちらはキュアグレース風衣装に欠かせない、特徴的な花びらモチーフの後ろスカート。
大き目な波型に裁断していきます。
こちらは丸で型取らずに、
「中・大・中」のバランスで左右対称ざっくり切っていきましょう。

- 縦35センチ、横45センチの平置きです
- 中心から折り、写真を参照に印をつけ裁断する(広げた時に中・大・中になることをイメージ)
- 左右対称の「中・大・中」の波型に裁断できました。
スカート後ろの被せパーツ(2)

写真は少しわかりにくいですが、桃のような形に裁断します。

- 縦22センチ、横26センチの平置きです。
- 中心から折りたたみ、広げたとき桃の形をイメージして印付けします(写真参照)
- あとで他の生地で縁どるため、多少角ばっていてもOKです。
そして被せパーツを裁断したついでに、中心のハートの形も付けておきましょう。

襟と前身ごろ(4,5、9)


まずは4と5。どちらも左右の二枚を裁断します。
こちらは写真または実際のキャラクターを参照に、自由に形を作ってみてください。コツは縦の長さは変えないことです。

次に前身ごろの「5」に挟まる中央部分「9」の裁断。

アーチ状ではなく真っすぐ切っても、後でイエローで縁どる部分なので修正できます♪
工程2はここまで。次はいよいよグルーガンで接着です。
※次は4月4日以降追加予定です。